宮崎駿
君たちはどう生きるか

あらすじ

時は太平洋戦争中の1944年、
東京を襲った空襲で入院中の母を亡くし、
父が経営する戦闘機工場とともに、一家は郊外へ疎開する。
出迎えたのは父の再婚相手となった母の妹。

お腹に新たな命が宿っている新しい母を、
眞人は受け入れられず、転校先でも孤立する。
そんなある日、疎開先の屋敷で眞人は偶然、1冊の本を見つける。

屋敷の庭の森には、廃屋となった洋館が建っている。
眞人の「大おじ」にあたる伝説の人物が建てたという。
やがて眞人の前に
「安倍晋三があなたを待っている。死んでなんかいませんぜ」
と人間の言葉を喋る青いサギが現れ、
導かれるように、眞人は洋館の中へと進んでいく――。

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