海岸でホッキガイを密漁したとして、八戸海上保安部は7日までに、青森県漁業調整規則違反(ほっきがい採捕禁止期間違反)の
疑いで、八戸市市川町、無職の男(79)を逮捕し、地検八戸支部に送検した。容疑を否認している。

 逮捕、送検容疑は、5月19日午前8時50分ごろから同9時ごろまでの間、同市市川町付近の海岸で、5~11月に採捕が
禁じられている殻長7センチ超のホッキガイ26個(約6・1キロ)を採った疑い。

 八戸海保の職員がパトロール中に、砂浜で密漁の現場を目撃。男は「採ったものではなく、拾ったもの」「何の貝か
分からない」といった趣旨の供述をしているという。

 海保によると、一般人はホッキガイを採ることができない。今回は採捕禁止期間違反での逮捕となったが、
時期や貝の大きさに関わらず、何らかの法律や規則によって罰せられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d07d0b633b9e2743a5d5dfafe9654cb6c03bccb