中国株が日本株に敗北、差は2008年以降で最大に拡大-中国景気に懸念

中国株のパフォーマンスは4-6月(第2四半期)に日本株を下回り、その差は過去15年間で最大となった。投資家は中国の不十分な景気回復に懸念を抱き、より意味のある景気刺激策の導入を待っている。

中国株の指標、CSI300指数は4-6月に5.2%下落。新型コロナウイルス対策の制限措置の終了後初めて、外国人投資家の資金が中国本土の株式市場から純流出した。

一方、日経平均株価は同四半期に18%上昇。海外投資家の需要急増やコーポレートガバナンス(企業統治)への信頼感、円安が寄与した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-03/RX73DVT1UM0W01