機械の運転停止させず…養豚場営む男性を書類送検 歯車に巻き込まれた40代男性が左
https://news.yahoo.co.jp/articles/188eb01e5ce4363853846e08961281d5da7f1589

愛媛県上島町の養豚場で、機械の電源を入れたまま従業員に作業を行わせたとして、今治労働基準監督署は28日、労働安全衛生法違反の疑いで、この養豚場を営む男性(48)を松山地検に書類送検しました。

今治労働基準監督署によりますと、去年11月、上島町岩城の養豚場で従業員らが豚のエサをかき混ぜる機械の歯車に潤滑剤を塗る作業を行っていたところ、40代の男性従業員が歯車に左腕を巻き込まれました。

この従業員は、骨折するなどの大けがをして、左腕を切断したということです。

従業員らは機械の電源を切らずに作業を行っていたということで、今治労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いで、養豚場を営む男性(48)を書類送検しました。

労働安全衛生法では、機械の掃除、調整など労働者に危険を及ぼす作業を行う場合、事業者は原則として機械の運転を停止させなければならないと規定されています。