
中国で仏教寺院やスポーツくじの関連銘柄急騰、景気低迷反映
[上海/シンガポール 1日 ロイター] - 1日の中国株式市場で仏教寺院やスポーツくじの関連銘柄が2日連続で急騰した。若年層の失業率が過去最悪を記録する中、若者が神頼みやギャンブルに走っているとの見方が背景だ。
中国では今年、寺院を訪れる観光客が昨年の4倍以上に急増。くじの販売も4月に10年ぶりの高水準を記録した。
一方、若年層の失業率は20.4%と過去最悪を更新。ゼロコロナ政策の解除後にいったん回復した景気は失速しており、経済の先行き不透明感は増している。
投資家はこうした対照的なデータに着目して関連銘柄に買いを入れている。
https://jp.reuters.com/article/china-markets-stocks-temple-idJPKBN2XN2T0