「ゆるふわ」に巻いた茶色のロングヘアをなびかせた、きれい系。イベント司会業の大塚茉衣子(まいこ、26)は、
ミスユニバーシティー2019年千葉代表に輝き、インスタグラムで1万人近いフォロワーを有する「インフルエンサー」だ。
【写真】公園で遊ぶ子どもと目が合い、笑顔を見せる大塚茉衣子さん=2023年4月16日午後2時38分、
千葉市美浜区の幕張海浜公園、白見はる菜撮影
そんな大塚が4月の千葉市議選(美浜区選挙区・定数8)への挑戦を決めたのは、告示の3週間前。
政党の支援を得る準備はなく、完全無所属の「インディーズ候補」の道を選んだ。
大学時代、アルバイトでテレビ局の選挙報道に携わり、選挙を身近に感じていた。
25歳で被選挙権を得たことから、祖母のためにと「お年寄りの相談窓口の充実」を訴えようと思った。
現実は厳しかった。
大塚のイメージと選挙は結びつかなかったのだろうか。
インスタグラムで立候補を表明した後、1万人いたフォロワーのうち、およそ1千人がコメントを残すこともなく去っていた。
ポスターを掲示板に張る様子も動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で配信すると、5月上旬までに
190万回以上見られたが、地元の有権者にはあまり届かず、SNSによる「空中戦」の限界を感じた。
迎えた投開票日。得票できたのは1959票。12人いた候補者のなかで11番目で、落選だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f30632b4feeaba8b1b60155163df8dc49b4eaf
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