5月21日に投開票された東京都足立区議選に立憲民主党から出馬し(その後除籍)初当選した和田愛子氏(38)が区議会に辞職届を提出し、26日付で受理されたことが、分かった。

 議会側によると、辞職届が出されたのは25日で、この日受理されたという。区議の任期は26日から始まることになっており、任期初日に辞職する形となった。

 和田氏をめぐっては昨年5月に、人気ブランドの偽バッグ1点をフリマアプリで販売し利益を得ていたとして、3月に警視庁から商標法違反容疑で書類送検されていたことが、
24日に発覚した。和田氏に対しては今月9日、東京簡裁から同法違反罪で罰金20万円の略式命令が出された(すでに納付ずみ)。和田氏は5日後の14日に告示された
区議選にそのまま出馬し、初当選。当選45人中8番目の5115票を得ていた。

 和田氏は24日、立民に離党届を提出したが、立民東京都連は受理せず「公職の辞任勧告」措置と「除籍」の処分としていた。

 足立区議会では26日午後、区議選の当選者が初めて顔を合わせる場が予定されている。和田氏は事前に欠席する意向を伝えていた。

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