中国から「次のコロナ」が再び出てくる恐れ…米紙が指摘する「中国のウイルス研究所」が抱える重大リスク(プレジデントオンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4fe5c012eeaf5a6404ce39f5c210d5fbff3bd21

■中国から新たな感染症大流行が始まる恐れがある

 世界保健機関(WHO)は5月5日、新型コロナウイルスに関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を終了すると発表した。日本では8日から、感染症法上の位置づけが「2類相当」から「5類感染症」に格下げとなった。

 丸3年以上の我慢を経て、ようやく日常の暮らしが戻ろうとしている。

 ところが、次のパンデミックを招きかねないとして、アメリカで危機感が広がっている。中国のウイルス研究所やワクチン工場では、いまだにずさんな管理体制がほとんど改善されていないようだ。

 米ワシントン・ポスト紙は4月、中国の研究所などの不十分な管理体制を指摘したうえで、また新たなパンデミックが巻き起こるおそれがあると指摘した。記事は「中国で研究所の安全性確保が難航し、新たなパンデミックの危険を広めている」と題されており、強く危機感を訴えかける内容だ。

 同紙は、アメリカや世界の科学者・議員たちにより、中国のラボの安全性をめぐり複数の徹底した調査が実行されたと述べている。綿密な調査の結果、「死を招く病原体がこれまでに流出しており、さらには今後再発するおそれも十分に高く、場合によっては新たなパンデミックを誘発する懸念があるとして注目を集めている」と同紙は警鐘を鳴らす。

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