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しほり NY→LA????@shihori94

NYにいた頃見知らぬおじいちゃんに「日本人か？」と声をかけられ、小さな男の子が映る写真を見せられた。
「この翌日、日本が真珠湾を攻撃した。絶対に忘れない。絶対に許さない」と憎悪の目で睨まれ続けた。
あれは日本の加害を初めて痛感させられた出来事。戦争に加担した以上絶対に加害をしている。

日本では戦争といえば原爆が最も強く教えられることで、そのためさも日本が被害者であるかのように勘違いしていたことに気付かされた。
被害者は広島と長崎の方だけ。別に考えねばならなかった。今も日本を鬼畜非道な鬼と恨んでいる人がいるんだとショックを受けた。
目を覚まされた思いだった。

だけって書いたのは「原爆の」被害者ね。
兵士やその遺族や他の爆撃で亡くなったたくさんの方がたくさんいる。
が、日本軍も海外で同じようにたくさんの罪なき人を殺してきている。
だから国同士の戦争を考えた時に一方的な加害者被害者というのは存在しない、という当たり前のことを忘れてはいけない。

究極の悲しみや憎しみを乗り越えて、許しと愛の答えを出した先人から、私たちは何を学べるだろうか。それが重要。
ただ歴史の教科書をさらえばいいわけじゃない。
障害者に嫌がらせをしたり、マイノリティに当然の権利を与えるのを嫌がったり、下らないことをしている場合じゃないんじゃない。

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