金小売価格、6日ぶり最高更新 1グラム9456円、円安影響
地金大手の田中貴金属工業(東京)は11日、金の店頭販売価格を1グラム当たり前日比25円高の9456円に設定した。
国内金小売価格の指標として5日の9443円を超えて6日ぶりに過去最高を更新した。金は希少な貴金属で宝飾からIT製品まで用途が広く、
不況でも暴落しない安全資産とされ、最近は値上がり傾向が続いている。
金価格は国際的にドル建てのため、円安が進むと円換算した金の値段は上がりやすい。
日銀の植田和男新総裁は前日夜の就任記者会見で、大規模な金融緩和策を継続する考えを明らかにした。
日米金利差の拡大予想から外国為替市場で円安ドル高が進行した。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c2a194e93cbf4dc3c794134c374eab85d7f7d2&preview=auto