【クアラルンプール時事】マレーシア議会(下院)は3日、重大犯罪で有罪が確定した場合、裁判所に裁量の余地を与えない「強制死刑」制度を廃止する法案を可決した。


 政府は、上院の可決と国王の裁可を経て施行する方針だ。


 マレーシアでは殺人、テロ、誘拐など11種類の重大犯罪で有罪となれば、必ず死刑が科される。今回の法案では、死刑の選択肢を残しつつ、30~40年の禁錮刑と最低12回のむち打ちを組み合わせた代替刑を科すこともできると定めている。

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