
「ハメハメジャッキー」「尾張屋本舗」などのハンドルネームで無修正のわいせつ動画を「FC2コンテンツマーケット」に公開したとして、
昨年11月、警視庁に逮捕された角谷貴史被告の初公判が3月27日、東京地裁でおこなわれた。裁判で明らかになった角谷被告の動機と手口に迫る。
〈全国初・AV新法違反で摘発〉FC2違法動画で逮捕の、なんちゃってAV監督/男優“ハメハメジャッキー”こと角谷がAV新法違反で再逮捕
無修正動画の販売で約8300万円を売り上げた
無修正のわいせつ動画を米国の動画配信サイト「FC2コンテンツマーケット」で公開したとして、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列罪に問われた
映像制作会社役員、角谷貴史被告(50)の初公判が3月27日、東京地裁であり、角谷被告は「間違いないです」と起訴事実を認めた。
角谷被告は契約書を交わさない個人間での撮影で制作された「個撮」と呼ばれる動画配信も常習的におこない、
これが昨年6月施行のAV新法(アダルトビデオ出演被害防止・救済法)違反にあたるとして同法違反の初適用も受けており、注目を集めている。
「モザイク処理だと2日かかる」
無修正で販売していた理由は、無修正の方がより多く売れるだけでなく、修正する手間が省けるということもあった。
通常、1時間の動画にモザイク処理を加えるには午前9時から午後6時までの作業が2日間必要なのだという。
しかし、角谷被告は出演する女優に対し、無修正で販売する旨は説明してなかった。
https://news.goo.ne.jp/article/shueisha/nation/shueisha-119019.html