大阪・和泉市で24日、刃物を持って暴れた男に警察官が発砲した事件で、男は、同居していた母親に襲いかかったとみられることがわかった。

24日午後7時過ぎ、和泉市箕形町で「『息子に殺される』と母親から電話があった」と、家族から警察に通報があった。

警察によると、集合住宅の敷地内で刃物を持った男を確認し、52歳の男性が首に傷を負うなど重傷、26歳の男性と70歳の母親が軽傷で病院に運ばれた。

刃物を持っていたのは、この集合住宅に住む無職の佐々木祐容疑者（39）で、警察は、佐々木容疑者が襲いかかってきたことから、
警告のうえ発砲し、殺人未遂などの現行犯で逮捕した。

佐々木容疑者は、搬送先の病院で死亡したが、同居していた母親に襲いかかったとみられ、警察はトラブルなどについてくわしく調べている。
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