スイスの銀行大手UBSグループによる買収合意を受け、クレディ・スイス・グループの債券約160億スイス・フラン(約2兆2800億円)相当が無価値になった。

スイスの連邦金融市場監督機構(FINMA)がウェブサイトに掲載した声明によると、
買収合意を受け、中核的自己資本拡充のためクレディ・スイスの「その他ティア1債」(AT1債)の価値はゼロに切り下げられる。
一方、クレディ・スイスの株主は計30億フラン相当のUBS株を受け取ることになっている。

今回の事態は2750億ドル(約36兆円)規模の欧州AT1債市場にとって過去最大の損失となった。

クレディ・スイス債2兆円強が無価値に、36兆円規模の市場に打撃
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f24dc9ba7817598e419288e96db3fdd95230ea