ロシア高官らは17日、プーチン大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)に一斉に反発した。
共に逮捕状を出されたリボワベロワ大統領全権代表(子供の権利担当)は、ICCが問題視したウクライナの占領地からの子供連れ去りは「保護」と主張。
「われわれは仕事を続ける」と宣言した。

プーチン氏に逮捕状 子供連れ去りで戦争犯罪容疑―国際刑事裁

 「どこで使えばいいのか」。
メドベージェフ前大統領はツイッターに英語で投稿。トイレットペーパーの絵文字を添えて逮捕状と同一視し、ICCをこき下ろした。
 タス通信などによると、ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、逮捕状は「言語道断で容認できない」と一蹴。
ロシアがICCに非加盟である以上、決定は無効だとの立場を示した。

ロシア、逮捕状に一斉反発 子供連れ去り「続ける」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031800235&g=int