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テレビアニメ『キン肉マンII世』で登場した持ち役のキン肉マンは、神谷ではなく古川登志夫が演じた。
これに、ファンからオファー辞退や体調不良など様々な憶測が飛び交うことになったが、
2007年2月3日の『青春ラジメニア』にゲスト出演した際にこの件に触れ「製作側の予算の都合。
好きなキャラなので、やりたくないわけでは決してない」とこれらの憶測を否定している。
これは声優のアニメ出演ではギャラの額の決定に際して「ランク制」という規定が適用されることから、
上位ランクでギャラ単価の高い神谷が「自分が出演したいから」「自分がやっていた役だから」という理由で
ギャラを制作側の予算に合わせる形で規定額から勝手に下げてしまうと、ランク制のシステムの関係で
自動的に他の全出演者のギャラ単価にも軒並み大きな悪影響を及ぼしてしまうため、
そのような無理な出演はできないという意味であり、
すなわちアニメ制作者側の予算と声優業界のシステム面に起因する事情が声優交代の理由であったということを示している。
また、1980年代の声優の地位・収入の向上の活動に携わった世代の一員であった関係上、
同輩や後進に負担を掛ける無理な出演はなおさらにできないことだった。
なお、予算が十分に確保されていた同作の映画版ではキン肉マン役で出演を果たしている。