マスク着用を個人の判断に委ねる対応が13日、始まった。
政府は新型コロナウイルス対策として屋内では原則推奨していた方針を変え、社会経済活動の一段の正常化を促す。
医療機関や高齢者施設など重症化リスクの高い人が多い場所や、混んだ電車やバスでは引き続き推奨する。

加藤勝信厚生労働相は10日の記者会見で「個人の主体的な判断が尊重されるようお願いする」と述べた。

場所や状況に応じた指針も変わる。公共交通機関はおおむね全員が座れる新幹線や高速バス、貸し切りバスなどは着用を求めない。
Jリーグのサッカー観戦は、マスクなしでも声を出して応援できるようになる。

マスク着用「個人の判断」始まる、医療機関は推奨継続
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA108OI0Q3A310C2000000/