8日の東京株式市場、円安が進んだことで輸出関連の銘柄などに買い注文が入り、日経平均株価は4営業日連続で値上がりしました。

▽日経平均株価、8日の終値は7日より135円3銭高い2万8444円19銭、
▽東証株価指数=トピックスは6.23上がって2051.21
▽一日の出来高は11億677万株でした。

株価を押し上げた要因は急速に進んだ円安。そのきっかけとなったのが、アメリカのFRBのパウエル議長が7日の議会証言で「利上げのペースを加速させる用意がある」と発言したことです。

アメリカの利上げのペースが速まるとの見方から1ドル=137円台後半まで円安が進み、これを受けて、東京株式市場では輸出やインバウンドに関連する銘柄に買い注文が広がりました。

市場の焦点は再びアメリカの金融政策の行方に向かっていますが、まずは今週から来週にかけて発表されるアメリカの雇用や物価などの統計の結果に注目が集まりそうです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230308/k10014002041000.html