宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、大型ロケット「H3」初号機の打ち上げに失敗した。
地上からは飛び立ったが、2段目のエンジンの点火を確認できず、機体を破壊する指令を出した。
国産ロケットは2022年10月に小型機「イプシロン」も打ち上げに失敗しており、日本の宇宙開発は信頼を落とした。
H3は米国主導の有人月面探査や火星圏の探査などにも活用予定だったが、宇宙開発戦略の見直しを迫られる。


H3ロケット初号機失敗 打ち上げ後に指令破壊
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC068G50W3A200C2000000/