昨年11月25日、埼玉県飯能市長沢地内で車内から男女2人の遺体が発見された事件で、県警捜査1課と武南署の合同捜査班は22日、殺人、ストーカー規制法違反などの疑いで、川口市の自動車整備工の
男=当時(27)=を容疑者死亡のままさいたま地検に書類送検した。

20代男女遺体…捜した母親「娘と連絡が」

 書類送検容疑は、昨年11月24~25日、川口市神戸地内で川口市道合、専門学校生の女性=当時(27)=の首を絞めて失神させた上で車両内に連れ込み、飯能市長沢地内の林道脇空き地まで移動し、
車内で練炭をたいて女性を殺害した疑い。同課によると、男が車両内で練炭自殺を図った際、女性が巻き込まれた。女性と男の死因は急性一酸化炭素中毒だった。女性と男は、過去に交際関係にあったが、
昨年夏ごろまでには交際関係は解消されていたとみられる。

 捜査の過程で、男は同月22日以降、女性の車両に衛星利用測位システム(GPS)を付けたり、女性の自宅に押しかけたりするストーカー行為を行っていたことも判明した。県警への相談は確認されなかったという。

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