ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく1年を迎えます。ウクライナから射水市に避難している75歳の女性が「家に帰りたい」「戦争が早く終わってほしい」と今の思いを語りました。

【写真を見る】「帰ったらジャムを作り、トマトやキュウリ育てたい…」75歳ウクライナ避難者 故郷の平和ひたすら願う

ウクライナ女性(75):「平和を願っています。みんなと同じ」「家に帰りたい、それがすべて」

一刻も早く戦争が終わってほしいという思いで、記者会見に臨んだのは、ウクライナから射水市に避難している75歳の女性です。

女性は、去年7月、ウクライナ東部の町から富山県射水市に住んでいる娘を頼りに避難してきました。

町では、爆撃があったり、通りを歩いていた近所の人が亡くなったりしたということです。今も、その町には長男や孫たちが住んでいて、「爆撃がないか」「今、地下にいるのか」などの連絡を取っているといいます。

ウクライナ女性(75):「誰も戦争なんていらない。なぜ起こったのか。私たちはただ普通に生活していた。誰のための戦争なのか、私にはわからない。誰のために必要なのかわからない」

ロシアのウクライナ侵攻からまもなく1年。日本に避難してきているウクライナ人は2185人で、このうち富山県内には富山市に1人、射水市に10人避難しています。射水市の女性は日本の暮らしで困っていることはないといいますが、平和になったらウクライナに帰りたいと話します。

ウクライナ女性(75):「私はよい畑と庭を持っています。帰ったらジャムを作ったり、ジャガイモやトマト、キュウリを育てたい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/541c5ed6af15a0d93ceb7d084ff63a9bb9173af3