民事での損害賠償請求はどの程度の規模が考えられるのか。

高橋裕樹弁護士は「備品の交換・消毒費用、風評被害やブランドの毀損による売上減少の逸失利益、株主や
メディア対応の人件費等のコストも勘案される。スシローレベルの企業の規模感で、
最大2000万~3000万円の請求を受ける可能性がある」と見解を述べる。

一方、仮にSNSの拡散がなければ「多くても数十万円程度ではないか」と高橋氏。

騒動に乗じて、過去に投稿された動画が再拡散するケースもある。スシローでは客が卓上の茶の
粉末を共用スプーンで口に含み、むせる動画が拡散されたが、「過去の動画で、
対応などについては差し控える」(前出の広報課)とのことだった。

前出の高橋氏は「再度拡散した側が、損害賠償の一部を請求される可能性もある」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6aecd7c75de2035ff7ca17c5f5b81685662306b