『ガンダム 逆シャア』もしクェスが常識人だったら…ハサウェイはテロリストにならず良いことだらけ?
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劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、スペースノイドの自立独立を唱えたジオン・ズム・ダイクンの後継者として、ネオ・ジオン総帥となったシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)が地球人類を粛清しようとする物語です。

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 シャアは「地球には特権階級が住んでおり、人類の宇宙進出を阻んでいる。地球に宇宙要塞アクシズを落下させ、核の冬が起こせば、人類は地球に住めなくなる。そうなれば、全人類がニュータイプに進化する社会に近づく」と考え、地球連邦政府に対して反乱を起こします。物語冒頭で、シャアは小惑星5thルナを地球連邦政府の首都であるチベットのラサに落とし、地球連邦政府に圧力をかけました。

 地球連邦政府の高官であるアデナウアー・パラヤは、シャアと裏取引して、停戦交渉を進めるために、スペースコロニー「ロンデニオン」に向かいます。

 アデナウアーの娘で、ヒロインでもあるクェス・パラヤは、父に反発してインドでニュータイプの修行をしていましたが、5thルナ落下前に強制的に連れ戻されます。

 そしてアデナウアーは地球連邦高官としての政治特権を使って、愛人とクェスとともに宇宙に上がろうとしますが、クェスが愛人に反発して噛みついたことで、愛人は同行を拒否。空いた1席にハサウェイ・ノアが座ったことで、クェスとハサウェイは親しくなります。

 もし、クェスが常識的な性格をしていたら「インドでニュータイプになるための修行」をしなかったでしょうし、愛人に噛みついたりもしなかったと思われます。アデナウアーは政治特権で3人分のシャトルの席を確保し、その結果、席が空かないので、ハサウェイは宇宙に上がることはなかったと思われます。