NHKラジオセンターの50代の職員が、外勤の際の交通費として、実際とは異なる経路を申告するなどして9万7000円余りを不正に請求していたことが分かり、NHKは、この職員を停職1か月の懲戒処分にすることを決めました。
NHKラジオセンターの50代の職員は、おととし9月から去年6月にかけて、外勤の際の交通費として、▽実際とは異なる経路や▽乗っていない区間を申告するなどして、50回にわたって合わせて9万7904円を不正に請求していました。

職員は事実関係を認め、すでに全額を弁済しています。

NHKは13日、この職員を停職1か月の懲戒処分にすることを決めました。

また、直属の上司ら4人を厳重注意としました。

NHKは「あってはならない行為であり、視聴者の皆さまに深くおわびいたします。経費請求のルールを徹底し、再発防止に努めてまいります」としています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230113/K10013949171_2301131756_0113180001_01_02.jpg

NHK 職員を停職1か月の懲戒処分 交通費の不正請求で
2023年1月13日 17時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230113/k10013949171000.html