台北101、年越しに12万人超 今年も「無事故」/台湾
(台北中央社)台北市の超高層ビル「台北101」で1日、年越し恒例の花火ショーが行われ、台北市政府観光伝播局によれば、周辺一帯のエリアに少なくとも12万人が集まった。同局は今年も「無事故」でイベントを終えたとした。
台北市政府前の広場では12月31日午後7時から、さまざまなアーティストが出演するコンサートが開かれた。雨がぱらつき、寒さが感じられる中、同局の統計ではコンサートに10万人以上が来場。同市はスタッフを6000人余り配備し、交通整備や秩序の維持に当たった。
花火ショーが幕を下ろすと、多くの人が移動を始めた。同市政府環境保護局は40分以内でごみの片付けと清掃を完了させ、交通規制は年を越してから約2時間で解除された。
台北メトロ(MRT)は年をまたいで運行を続けた。12月31日午前6時から1月1日午前6時にかけて、カウントダウン会場の周辺4駅(市政府駅、国父紀念館駅、台北101/世界貿易センター駅、象山駅)を合わせて延べ27万8000人が利用し、全駅では同216万2000人が乗車した。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202301010006