記録的な大雪の影響で渋滞や立往生が発生した国道8号と17号の通行止めは、21日朝、解除されました。
東日本高速道路は18日、積雪のため高速道路上で事故が多発していたため通行止めにしたということで、
結果として国道に多くの車が流れ込み、渋滞や立往生が起きたとみられています。

記録的な大雪による渋滞や立往生が発生した長岡市などの国道8号と17号の通行止めは、21日午前8時、およそ26時間ぶりに解除されました。
これについて、高速道路を所管する東日本高速道路は、NHKの取材に対し、18日になって降雪が増え、
北陸自動車道や関越自動車道で事故が相次いだことから通行止めにしたということです。
結果として、高速道路と並走するように走る国道8号と17号にトラックなど多くの車が流れ込み、渋滞や立往生が起きたとみられています。
一方、東日本高速道路によりますと、関係機関が情報を共有するための「情報連絡本部」が、19日の午後に立ち上がったということです。
関越自動車道では、おととしにも大雪によって国道が通行止めになったことから、 多くの車が関越自動車道に流れ込み立往生が発生していて、解消まで2日以上かかっていました。
その教訓から、国土交通省や東日本高速道路などは人命を最優先にするという方針のもと、
場合によっては、高速道路と、それに並走する国道の両方を同時に通行止めにすることも辞さないとする対策を打ち出していました。
こうして迎えた今シーズンですが、渋滞や立往生が再び起きたことで、
東日本高速道路などは連携に課題がなかったか検証することにしています。

大雪 国道の渋滞・立往生 高速道路からの流入が原因か
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20221221/1030023664.html