この試合で、ポルトガルのエースFWクリスティアーノ・ロナウドが交代で退場する際にひと悶着があったのだ。

ゲームは早く進めたいチョ・ギュソンがC・ロナウドの元へ歩み寄り、手を叩いてなにかしらの言葉を浴びせた。
これに対してポルトガルの英雄は怒りを露にし、「黙れ!」とばかりに口に指を当てて応戦。
ちょっとした言い争いとなったのである。
試合後にチョ・ギュソンは「ファスト(速く)、ファストと言ったら、僕の知っているポルトガル語で罵ってきたよ」と主張。
かたやC・ロナウドは「韓国の選手が『(ベンチに)早く戻れ』と言ったので、『権利がないんだから黙ってろ』と伝えただけだ。
彼は審判じゃないからね」と振り返った。
韓国メディアのなかにはC・ロナウドが非礼だと糾弾する向きもあったが、韓国のコミュニティサイトではチョ・ギュソンの挑発的な振る舞いに対する批判も多く寄せられた。
 
さらに今回、韓国テレビ局『MBN』が伝えたのが、チョ・ギュソンによる日本代表への発言だ。
ポルトガル戦後のテレビインタビューに応じた長身ストライカーは、レポーターから
「昨日日本が(グループステージの)突破を決めましたね。彼らは良くやったけど、憎らしくも感じました。(今日のポルトガル戦に)影響を与えましたか?」
と冗談交じりに問われ、笑顔で次のように答えた。

「日本が突破を決めたから僕たちも、って考えじゃなかったですね。正直言って、日本の突破は少し憎らしかった。
僕たちも上がらなきゃいけないと思いました」

https://news.nifty.com/article/sports/soccer/12289-2027494/