南極の大魚・ライギョダマシ
2022年11月25日
南極の海にはその凍てつく海で生きるために特殊な進化を遂げた魚が生息しており、昭和基地ではそういった魚の調査のための釣りが例年行われています。
中でも最大1.8mにもなる大型の魚「ライギョダマシ」は水深数百メートルという生息域やその生息密度から捕獲が難しく、ライギョダマシの調査は南極での生活が長い越冬隊の伝統的ミッションの一つになっています。
私達63次隊でもライギョダマシの調査を行いました。
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氷の穴から呼吸するアザラシ
撮影:JARE63 根岸晃芸(2022年10月17日)
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採取したライギョダマシ
左から95cm/10.5kg、122cm/21.7kg、133cm/30.6kg(全長/重量)
撮影:JARE63 菊池健生(2022年10月31日)
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ライギョダマシの料理
和食の職人らしく、繊細な味で脂っこい身をさっぱりとおいしくいただけました。
撮影:JARE63 金重真実(2022年11月1日)
https://nipr-blog.nipr.ac.jp/jare/20221125post-289.html