https://news.yahoo.co.jp/articles/cd56d34be0fb4d1d247c609b3ac7196676e77245
ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏がさらなる人員削減に踏み切った。マスク氏は従業員に対して、「ツイッターは日本が中心だ」と発言した。
■マスク氏 日本の“利用者の多さ”に言及
イーロン・マスク氏が送ったメール(22日ブルームバーグ):「さらなる精査を行った結果、我々の組織にとって今後、必要のない仕事を特定した。きょうが、あなたがこの会社で働く最後の日だ」
“懸命に長時間働くか、それとも退職か”。そう迫り、これまでに1200人以上の従業員が会社を去ったと伝えられるツイッター社。20日、マスク氏は営業部門などで、さらなる人員削減に踏み切った。
現地メディアによれば、ツイッター買収後、解雇や退職により削減された従業員は、全体の6割以上にあたる5000人規模に上るという。
残された従業員との会議で、マスク氏は次のように話した。
マスク氏(22日The Verge):「技術スタッフの大部分は、一から再構築する必要がある。採用に関しては、ソフトウェアを書くのにたけている人が最優先だ」 新たな採用計画を語り、日本についても言及した。
マスク氏(22日The Verge):「ツイッターはアメリカ中心のように見えるが、むしろ日本中心だ。人口がアメリカの3分の1に過ぎないにもかかわらず、日本にはアメリカと同じだけ、日常的にツイッターを使う人がいる」
日本の利用者の多さを上げ、将来的には、どの国でも日本並みにツイッターが利用されることを目標に掲げたマスク氏。今後、日本などで、新たな技術者のチームを立ち上げる構想まで語った。
■残った従業員「プラットフォームはすぐに壊れ始めるだろう」
次々と改革を断行するマスク氏。凍結されていたトランプ前大統領のアカウントの復活も決めたが、トランプ氏はツイッターには戻らないと発言した。
トランプ前大統領:「(ツイッターに)戻る理由がないので、戻るつもりはない。ご存知の通り、ツイッターは今、多くの問題を抱えている。それらは改善されないといけない」