ファスト映画無断公開で賠償命令 映像大手13社が5億円請求
2022/11/17 13:16 (JST)

映画を10分ほどに短くまとめた「ファスト映画」を動画投稿サイトに無断公開した20代の男女2人に対し、
東宝や松竹、東映など映像大手13社が計約5億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は17日、賠償を命じる判決を言い渡した。

ファスト映画の賠償額に関する初の司法判断。

投稿した2人はファスト映画公開による著作権法違反罪に問われ、仙台地裁が昨年11月に言い渡した有罪判決が確定。

民事訴訟では、投稿が著作権侵害に当たる点を争わず、賠償すべき額が焦点となった。

13社側は動画投稿サイトで視聴者が一時閲覧するために支払う価格を参考に請求額を算出した。

https://nordot.app/965827971332161536