特産のブロッコリー 収穫始まる 出雲
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20221115/4030014458.html

出雲市では、特産のブロッコリーの収穫が始まっていて、生産者たちが作業に追われています。

出雲市平田町では、新たな特産品をうみだそうと、35年ほど前からブロッコリーの生産が始まり、当初は主婦が中心となって育てていたことから、「かあちゃんブロッコリー」の愛称で親しまれています。
今では、主婦だけでなく、市内の農家など70人余りが生産に取り組んでいて、先月(10月)中旬から収穫作業が始まりました。
このうち、山根康生さんの畑では、15日午前4時半ごろから作業が行われ、山根さんは、状態を確認しながら青々としたブロッコリーを手際よく収穫していました。
一方、近くにあるJAの集荷所では、生産者から持ち込まれたブロッコリーを、担当者たちが形や大きさを厳しく確認したうえで丁寧に箱詰めしていました。
JAによりますと、ことしは夏に雨が少なかったことから、収穫のピークが例年よりも遅れていて、今後、気温の高い日が続けば、来月(12月)ピークを迎えるのではないかということです。
ブロッコリーの収穫は、来年3月ごろまで続き、県内のほか、関西方面にも出荷されるということです。
生産者の山根さんは、「栄養価も高く、安心安全なものを出荷しているのでたくさんの人に食べてほしい」と話していました。