秋田県内の中学生が地域の課題を解決し、元気にする方法を考えて発表する大会が5日、秋田市で開かれ、若い発想で斬新なアイディアを披露した。

 「秋田活性化中学生選手権」は県内の中学生に地元企業の特色を生かした地域活性化のアイデアを考え発表することを通し、職業や社会について関心を深めてもらおうと秋田魁新報社が開いた。

 5日は各地区大会を勝ち抜いた6校の生徒たちがプレゼンテーションを行った。

 プレゼンを行った中学生:
 「もう秋田には何もないなんて言わせません!」

 県央地区代表秋田市の秋田大学附属中学校は風力発電事業を展開する会社の活動をヒントに「風の都あきた」を作ることが、差し迫った秋田の課題を解決することにつながると発表した。

 このなかで風力を活用した4つの地域活性化案を示し秋田県が持続可能な世界をリードする未来の姿を提案した。

 会場に集まった人たちは中学生ならではの斬新な発想と工夫を凝らした発表に感心していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81ec7004d9a555b5d60dba3d94e5e5709920dc11