大阪市長候補決める維新予備選、横山府議と岡崎市議が最終選考へ
2022/11/4 21:48
来春の大阪市長選に向けて、地域政党「大阪維新の会」は４日、公認候補を決める予備選の選考を大阪市内で実施し、立候補していた大阪府議や市議５人のうち、２人を選出した。公認候補は１２月１０日に決定する。
選ばれたのは、応募順に党幹事長の横山英幸・大阪府議（４１）、党政調会長の岡崎太・大阪市議（５４）。ほかに藤田暁(あきら)・大阪市議（４０）、松浪健太・大阪府議（５１）、本田リエ・大阪市議（４９）が立候補していた。
今回の選考は予備選の投票権がある大阪維新の議員や一般党員らに公開される形で２日間実施。吉村洋文代表（府知事）や松井一郎前代表（大阪市長）、元ニュースキャスターの辛坊治郎氏、政治学者の三浦瑠麗氏、ジャーナリストの須田慎一郎氏ら６人の選考委員が候補者を面接した。
１日目の１０月２９日は、経済や財政、行政運営などのテーマに候補者が意見を述べ、質疑が行われた。２日目の１１月４日は、候補者がそれぞれ市長として目指す市政運営などをプレゼンテーション。その後、選考委員による非公開の協議が行われ、吉村氏が最終選考に進む候補者を発表した。
１１月下旬から公開討論会を行ったうえで１２月１０日に投票を実施する。大阪維新の議員や一般党員のほか、無料通信アプリ「ＬＩＮＥ」を通じて党員登録した府内在住のオンライン党員が投票し、最多の票を獲得した候補者が市長選の公認候補となる。
https://www.sankei.com/article/20221104-7WE4YXZNOVPY5IDSW2WSBHLCGU/
