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AFP=時事
スロベニアの国旗(2003年7月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スロベニアは26日、ロシアはウクライナが「汚い爆弾」を使用する可能性があると主張する際に、スロベニアで撮影された煙感知器の古い写真を証拠として使っていると指摘した。
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ロベルト・ゴロブ(Robert Golob)首相の顧問、ドラガン・バルブトフスク(Dragan Barbutovsk)氏がAFPの取材に対し確認した。
同氏は「ロシア外務省がツイッター(Twitter)に投稿している(ウクライナの『汚い爆弾』計画を示唆する)写真は、スロベニア放射性廃棄物管理庁(ARAO)が2010年に公開した写真だ」と語った。その上で、写真は「ARAOが関知しないところで誤った使い方をされた」と述べた。
ロシア外務省のツイートは、「ウクライナの『汚い爆弾』製造能力」を画像付きで説明しており、核廃棄物入りの袋とみられる写真では、スロベニア語で「放射性」と注意書きされているのが確認できる。
ARAOのサンディ・ビルシェク(Sandi Virsek)長官は、写真は「説明資料」としてARAOが使用したものだと説明。袋の中身は「汎用の煙探知器」であり、ロシア側が主張しているような放射性物質は一切含まれていないとしている。