新型「花電車」出発、市街地華やぐ おはら祭“宣伝役”の3代目 鹿児島市
鹿児島市のおはら祭をPRする花電車の新型「花3号」の出発式が24日、
鹿児島市の市交通局操車場であった。
赤と青の切子模様をあしらった車体を発光ダイオード(LED)約3800個、
造花5670個が彩る。2日昼まで運行する。
3号は2020年に引退した2号に代わり21年から運行を予定していたが、
新型コロナウイルス禍のため出番を延期されていた。
式典で下鶴隆央市長は
「多くの方の目を楽しませ、華を添えてくれる。今年の祭りの成功を祈る」とあいさつした。
■「2号」は41年走行
これまで41年間、市内を走り回った2号から“宣伝役”を引き継いだ。
3号は1956年に市が購入した車体に650万円を投じて改装した。
全長12.5メートル、幅2.3メートル、高さは3.6メートルで2号よりひと回り大きい。
車体の両側には赤と青の薩摩切子の模様に加え市のロゴマーク「マグマシティ」が登場。
オレンジや青、黄色など色とりどりの発光ダイオード(LED)と
造花で華やかな雰囲気を演出している。
出発式では市職員で構成する太鼓サークル「千文会」が
おはら節に合わせて勇壮な音を響かせた。
おはら祭の踊り連で参加する大津梨恋さん(中洲小6年)、
原由莉香さん(武小4年)が号令をかけると、
花3号は汽笛を鳴らしながら谷山方面へ出発した。
大津さんは「祭り当日は花電車に負けない華やかな踊りを披露したい」、
原さんは「(号令は)人もたくさんいて緊張した。祭りの日が待ち遠しい」と笑顔だった。
<画像>
https://i.imgur.com/O2LSguE.jpg
<動画>
ttps://youtu.be/ssUvAV-QTyY
https://news.yahoo.co.jp/articles/19023a07d6d49c517b16cbe60eff54380927e560