英保守党首にスナク氏 アジア系で初の首相へ

トラス英首相の後任を決める与党・保守党の党首選で24日、立候補の届け出が締め切られた。英メディアによると、必要な推薦人を得て届け出たのはスナク元財務相(42)のみで、無投票によるスナク氏の党首就任が確定。スナク氏がアジア系で初の英首相に就く流れとなった。出馬表明後も勢いを欠いていたモーダント下院院内総務(49)は撤退した。

党首選への立候補には、党下院議員357人のうち100人以上の推薦を得ることが必要。英メディアによると、スナク氏は約190人の推薦を得ていた。これに対し、モーダント氏は24日午前時点で20人程度の推薦しか得られず、立候補できるかが不透明になっていた。

依然として人気が高く、動向が注目されたジョンソン前首相は出馬を見送った。

インド系のスナク氏は、財務相時代に打ち出した新型コロナウイルス禍での経済政策が評価されている。トラス政権の掲げた大型減税策が市場の大きな混乱を招いたことを受け、スナク氏は「経済を立て直し、党を団結させたい」と表明している。

ソースから抜粋。産経。

https://www.sankei.com/article/20221024-52VC5WQHJVIONAEEWXQZSYRF2Q/