茨城県警稲敷署は23日、同県稲敷市犬塚の建設会社の敷地から、雌の秋田犬「ナツ」が逃げたと発表した。
秋田犬は県動物愛護管理条例で、人に危害を加える恐れがある「特定犬」に指定されており、同署が注意を呼びかけている。警察や消防などが探している。
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同署によると、ナツは、うす茶色の9歳で、体長約80センチ、体重約40キロ。22日午後5時ごろ、会社の従業員が餌をあげるため、おりの扉を開けたところ飛び出し、行方が分からなくなったという。
県条例では、特定犬について、天井のあるおりで飼うよう義務づけている。会社は約8年前にブリーダーからナツを購入し、普段は鎖を付けておりに入れていたという。
同署が、飼育状況に問題が無かったか調べている。【森永亨】
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