バルト海のエストニアのカラス首相は21日、欧州連合(EU)はウクライナを支えるため制裁措置の一環として凍結した
ロシアの3000億ユーロ(約44兆円)超の外国資産を活用すべきだとの見解を示した。

ベルギー・ブリュッセルで開かれたEU理事会に出席した際、記者団に述べた。
また、SNS上で「EUが侵略者に代償を支払わせることに動くべき時機となった」とも主張した。

カラス氏は「第二には、我々は明確に侵略の犯罪への法的な対応を協議しなければならない」とし、
「異なる法廷を設置し(この犯罪の)関与者を裁く方途も協議しなければならない」と強調した。

ウクライナのゼレンスキー大統領がEU理事会へのビデオ演説で触れた、ロシアがウクライナ南部ヘルソン州で画策しているとされるドニプロ川の重要なダムへの地雷敷設にも言及。
「まごうことなきテロ行為である」とも断じ、「2022年という現代にこのことが可能であることが恐ろしい」とも述べた。

ウクライナ支援にロシアの凍結資産の活用を、エストニア首相
https://www.cnn.co.jp/world/35195009.html