ロシアのプーチン大統領は苦戦が続くウクライナ侵攻に関し、「後悔していないか」と記者から尋ねられ、
「していないが、今起きていることは不愉快だ」と答えました。

プーチン大統領:「(Q.プーチン大統領、後悔していませんか?)いや。はっきりさせておきたい。(ウクライナで)
今起きていることは控えめにいっても不愉快だ。しかし遅かれ早かれ同じことが起きていたし、最悪の状況になっていただろう」

プーチン大統領は14日、訪問中のカザフスタンの首都アスタナでロシアメディアの取材に応じました。
ウクライナ情勢を巡り、記者からは厳しい質問が飛び出しました。
また、プーチン大統領はアメリカのバイデン大統領と直接会談する必要性は感じていないと明らかにしました。

来月インドネシアで開かれるG20=主要20カ国・地域の首脳会議への出席も未定だということです。
一方、動員を巡っては、ロシア国防省が発表した30万人より多くを動員する考えはなく、今後2週間で終了すると述べました。

この日、モスクワやサンクトペテルブルクでは警察官らが地下鉄の出入り口などで若い男性に
ほぼ無差別に招集令状を渡そうとする様子を撮影した映像がSNSに数多く投稿されました。

 この状況についてロシア大統領府のペスコフ報道官は不法な動員は行われていないとしつつ、
「当局に確認する必要がある。モスクワ市内を歩くことを恐れないでほしい」などと述べたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cbf9129bb7d16ff4dd2757444cb01f82d704eec