新人6人による争いとなった東京・品川区長選挙は2日投票が行われましたが、いずれの候補者も、
当選に必要な有効投票数の4分の1以上の票を獲得できなかったため、再選挙が行われることになりました。
総務省によりますと、全国の地方自治体の首長選挙で再選挙が行われるのは、7例目だということです。

東京・品川区の区長選挙は4期務めた現職が立候補せず、過去最多の新人6人が立候補し、激しい選挙戦が
繰り広げられました。

公職選挙法では当選に必要な法定得票数は有効投票数の4分の1となっています。
開票の結果、最も得票が多い候補者は2万7759票で、当選に必要な2万8348.75票に届かなかったため、
再選挙が行われることになりました。

再選挙は、2週間の異議申し出の期間を経たあと、50日以内に行われることになります。
総務省によりますと、全国の地方自治体の首長選挙で、法定得票数を獲得した候補者がおらず再選挙となったのは
7例目で、都内の首長選挙では初めてです。

直近では2017年11月に再選挙となり、2018年4月に行われた千葉県市川市長選挙があります。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221003/1000085482.html