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統一教会「日韓トンネル計画」麻生太郎も顧問を務めていた 「事業にお墨付きを与えた」
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/09080556/

献金を募る道具に
「荒唐無稽で、実現は不可能と言っていいでしょう」

 と言うのは、全国霊感商法対策弁護士連絡会・東京事務局長の、渡辺博・弁護士。

「唐津の現場でも、自分たちで買った土地をその範囲で掘っているだけですし、壱岐でも少し穴が掘られているというレベルで、とても実現に向かっているとはいえません」

 それでも、なぜ教会はプロジェクトを大々的に宣伝し続けているのか。

 渡辺弁護士が続ける。

「壮大な事業を推進していると示すことで、信者を鼓舞するため。もう一つは、巨大プロジェクトのアドバルーンを上げることが、献金を募る道具として役立つからです」

 過去には、1ミリ掘るために5万円が必要として、「1ミリ5万円献金」という運動を展開、中にはトンネル建設などのために3.7億円も寄付した信者がいて、裁判沙汰になったこともあった。