警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、お祭りなどで夜店の屋台運営をしている元暴力団組長が語る、人気メニューで儲ける仕組みについて。
今年は3年ぶりに、懐かしい日本の風景があちらこちらで見られた。コロナ渦で中止になっていた夏祭りが再開されたのだ。規模を縮小したところもあったと聞くが、それでも夜店の屋台が立ち並ぶ光景に心躍った人も多いと思う。
「今年は祭りが復活したから屋台を出した。テキヤ稼業は日銭が入って儲かるからね」
夏祭りの開催は暴力団元組長にとっても、喜ばしいことだ。
テキヤは路上や神社の境内などで商売をする露天商のことをいう。親分子分の関係性を大事にし、疑似的な親族関係やそれに似た集団を形成しているところなどから、暴力団組織と間違われやすいが、そのほとんどは暴力団と関係がないという。
「昔はテキヤにもヤクザが入り込んでいた。みんなそれを知っていても、それが祭りの楽しみだから、目をつぶって子供に買っていた。今ならそれも利益供与だ」と元組長は言うが、暴力団排除条例(暴排条例)ができてから解散した暴力団系のテキヤ組織もあり、昔のまま暴力団が絡んでいるようなテキヤは減っていったのだという。
元組長絡みの屋台はベビーカステラを焼いているが、作っているのは組員ではない。堅気の友人でベビーカステラ焼きのベテランだ。
夜店の屋台で人気のベビーカステラ 元暴力団組長がやってる儲けの仕組み
9/17(土) 16:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/beea439e4c81f5a0cc5cd5c42cee6c5704eba925