道が来年4月に銭湯などで子どもが混浴できる年齢を、現行の9歳までから6歳までに引き下げる方針を示し、石狩管内の入浴施設からは「子どもの心身の発育が早まる中、盗撮など性被害の防止につながる」とおおむね歓迎の声が上がった。

一方、子どもと別々に入浴するのを心配する親もおり、「お客さんへの丁寧な説明と配慮が必要」との声も出ている。

「同級生の男子と浴場で会うのを嫌がる女の子はいる。早く引き下げた方がいいと思っていた」。

混浴可能な年齢を9歳までとしている、札幌市豊平区の月見湯で番台に立つ山口未来さん(25)はそう話す。
別の入浴施設も「女性のお客さんが『男の子が入ってきた』と慌てて報告に来たこともある」と明かし、上限年齢引き下げを歓迎した。

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