テスラCEOのイーロン・マスク氏はTwitterに買収を持ちかけ、両者合意の上で買収契約を締結していましたが、後に買収を取りやめる意向を示しました。自由な言論の場を求めて買収を提案したマスク氏は「Twitterに存在するボットがあまりにも多いこと」を買収中止の理由としていましたが、Twitter側の弁護士はマスク氏のメッセージを引用して異を唱えています。
Musk suggested delaying Twitter deal over ‘world war three’ concerns | Financial Times
https://www.ft.com/content/1b2eb3e0-8c0a-4f83-88c8-1c4528efe98f
Elon Musk Worried About ‘World War III’ for Twitter Deal
https://nymag.com/intelligencer/2022/09/elon-musk-worried-about-world-war-three-for-twitter-deal.html
Twitterは買収という契約の不履行を理由にマスク氏を訴えており、2022年9月6日に行われた公聴会の中で、マスク氏が銀行家に送ったというメッセージを弁護士を通じて公開しました。そのメッセージはマスク氏が買収契約を結んだ日の数週間後、2022年5月8日に送信されたもので、「明日のプーチンの演説は非常に重要だ。もし第三次世界大戦に突入するのであれば、Twitterを買収する意味はない」と書かれていたそうです。
このメッセージを根拠として、Twitterは「マスク氏が契約を取りやめようとする試みの動機となるものは、ボットに対する懸念などではなく、株式市場が冷え込む中で自身の金銭的利益を守ることである」と主張しました。
※続きは元ソースで
GIGAZINE 2022年09月07日 14時00分
https://gigazine.net/news/20220907-twitter-musk-world-war-3/