「乗客を深夜の街に降ろして置き去りにして逃げた」夜行バス乗客がトラブル報告 バス会社「適切な処置だった」と弁明

 大阪から東京に移動する夜行バスに乗っていると、深夜1時ごろに突然京都駅で全員降ろされたまま、運転手や乗務員が逃げるように走り去ってしまった――。乗客たちによる報告がきっかけで、バス会社側の対応が物議を醸しています。
本当にそのようなことがあったのか。編集部では、乗客と埼玉県に本社を置くバス会社のさくら観光バスに詳しい話を聞きました。なお、対応が物議を醸しているのはさくら観光バスで、福島県に本社を置くさくら観光は別会社です。

 問題のバスは当初、9月4日の22時10分に大阪・難波を出発し、9日5日の6時10分に東京・池袋に到着予定でした。しかし、乗客によると、空調トラブルで車内は“サウナ状態”で、パーキングエリア(PA)で調整を試みたものの、復旧できなかったとのこと。
深夜1時ごろに京都駅でバスの運行中止について知らされた後、返金対応はあったものの、運転手や乗務員たちがバスに乗って何の挨拶もなく走り去ったというのです。

 編集部が入手した動画では、走り去るバスを見て「これやばいですよ」「全員置いていかれてるやん」「会社から逃げろと言われたん?」「え。いなくなっちゃったんだけど」などとパニック状態になる乗客たちの様子が伺えます。なかには、バスに向かって「帰るのはねえだろうがよ!」と激高している乗客も見られます。

つつきはソースで
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2209/06/news113.html