安倍元首相銃撃事件受け 奈良県警本部長が県議会委員会で謝罪

先月(7月)、奈良市で演説中の安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡した事件を受けて、30日に辞職する奈良県警察本部の鬼塚友章 本部長は、29日に開かれた奈良県議会の委員会に出席し「責任を痛感している」と述べ、改めて謝罪しました。

29日に開かれた奈良県議会の総務警察委員会では、先月8日に安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃で撃たれて死亡した事件について取り上げられました。
この中で、事件に関する警察庁の検証結果を受けて30日付けで辞職する奈良県警察本部の鬼塚友章 本部長は、「安倍元総理大臣の背後を十分に警戒できておらず、適切な措置を取る必要があった。本部長として重大かつ深刻な事態を招いた責任を痛感している」と述べたうえで、
「県民や国民に多大な不安や心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」と謝罪し、深く頭を下げました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220829/2000065596.html