去年7月、大阪府高槻市の民家で高井直子さん(当時54)が浴槽で死亡しているのが見つかり、
警察は7月に直子さんとの養子縁組の書類を偽造したなどとして養子の高井凜容疑者(28)を逮捕しました。

 警察は高井容疑者が去年7月22日に直子さんを浴槽で溺死させた疑いが強まったとして、8月25日に
警察は殺人・有印私文書偽造・同行使、詐欺未遂の疑いで再逮捕しました。

 去年7月、大阪府高槻市で高井直子さんが浴槽に顔の一部が浸かった状態で死亡しているのが見つかり、
その後の司法解剖などの結果、死因は浴槽内で溺れたことによる溺死の疑いがあることがわかりました。警察によりますと、
高井さんの手首には結束バンドが残されていて、圧迫された痕があったことなどから、警察は殺人事件として捜査していました。

 遺体発見から1年後の7月、直子さんとの養子縁組の書類を偽造したなどとして、警察は養子の高井凜容疑者(28)を
逮捕しました。高井容疑者は直子さんの遺産・数千万円をすでに相続していて、直子さんが加入していた総額・
約1億5000万円の生命保険の受取人にもなっていました。

 警察の調べに対して、高井容疑者は黙秘しているということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/134378?display=1