サル痘がヒトから犬に感染 「感染者は動物との接触回避を」=WHO

サル痘のヒトから犬への感染はフランス・パリで初めて確認され、英医学誌「ランセット」で報告された01487-8/fulltext)。
まず、同じ家で暮らす、男性とセックスする男性2人にサル痘の症状が現れ始め、その12日後にペットのグレイハウンドに病変がみられたという。
報告によると、遺伝子解析の結果、犬が感染したウイルスは男性2人が感染したウイルスと全く同じだと判明した。
2人は飼い犬と添い寝をしていたという。

https://nordot.app/932844115673677824


人間から犬への初のサル痘感染か WHO「驚くべきことではない」

報告書の著者らは「我々の知る限り、両患者の発症とそれに続く犬の発症の動態は、サル痘ウイルスが人間から犬へ感染したことを示唆している」と説明。
「犬の肌や粘膜に病変が見られること、肛門や口から採取した拭い液のサル痘PCR検査の結果が陽性だったことを踏まえると、人間との濃厚接触や空気感染(あるいはその両方)による単なるウイルス保有ではなく、実際に犬の疾患を発症していたと推測される」とも指摘している。

https://www.cnn.co.jp/world/35191958.html