日産はK13型マーチについて、国内向け生産を2022年8月に終了させる計画となっている。
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一方で、2024年から新開発CMF-BEVプラットフォーム採用の小型電気自動車をルノー・日産・三菱アライアンスで導入していく予定となっている。
K14型マイクラ(日本名マーチ)を後継する新型BEVも同プラットフォームで開発中となっており、まずは欧州市場向けにフランス生産されることが予告されている。
新型BEVのティザー動画も公開されている。
大ヒットモデルとなった2002年発売 K12型マーチを彷彿とさせる丸目ヘッドランプがエクステリアデザインの特徴となっており、「マーチ」あるいは「マイクラ」の襲名が予想される。

日産の国内向け小型BEVとしては、サクラ、リーフがラインアップされるが、サクラはあくまで軽自動車規格のモデルである。
リーフは2017年にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルであるが、基本構造は2010年発売の初代型からのキャリーオーバーとなっている。
小型BEV市場は今後、競争が激しくなることが予想され、国内向けにも完全新設計されたモデルの導入が望まれるところとなっている。

■マーチEVは、CMF-BEVプラットフォーム採用により、ルノー ZOEから大幅性能アップ
(続きあり)
https://car-research.jp/march/nissan-10.html