天候不順直撃で野菜高値 店頭1.3~1.5倍、タマネギ2個・ダイコン1本298円

長雨や日照不足など全国的な天候不順で、野菜の高値が続いている。昨年から価格が高止まりしているタマネギに加え、最近はニンジンやダイコンの卸売価格も例年の約2倍に跳ね上がっている。沖縄協同青果の担当者は「今月末か9月頃には落ち着く」とみるが、一部品目では高値の継続も予想される。

 沖縄協同青果によると、ニンジンとダイコンはこの時期通常1キロ当たり150円前後で取引されるが、今年は250~300円代で推移している。主な原因は主産地である北海道の日照不足など天候不順による生育不良で、出荷量が大幅に減る中、全国的に引き合いが強まっているためだという。

 昨年から高値で取引されているタマネギも、この時期は主要産地が北海道から佐賀県へと移行するが、今年は佐賀県でも低温・乾燥の影響で生育が遅れ...

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